気が付けばもう2月(^-^;
またまた間があいてしまいすみません。
今年の新潟市内は雪が少なくて本当に助かってます♪
昨年の今時期は毎日毎日、仕事のための除雪なのか除雪が仕事なのか分からなくなるほどでしたからね。
さて、この時期はメンテナンスや春に向けて仕様変更する車両の入庫が多くなります。
そんな中の一台、「最近どうもアイドリングやアイドルアップが今までと違う気がする」という平成一けたの車両がありました。
オートマ車で、ブーストアップとフルコン制御等をサカモトで10年以上前に施した車両です。
普通に走るし加速も問題ないけど、たまに信号待ちでエンジンが止まりそうになるとのこと。
点火系やスロットルボディー、各センサー電圧等をチェックしましたが異常はなし。
ただ、メーター内の水温計と水温センサーの信号に少しズレがあったので水温センサーを交換し様子を見てもらうことにしたら、後日「前よりは良くなった」と言われました。
ん? 「前よりは」ってことは完治ではない?
そして、「いつからか分からないけどオートマのキックダウンがしなくなった」とも仰ってて、この車は2年ほど前に事故の保険修理で他社でオートマミッションをリビルト品に乗せ換えたことがあるらしい。
そう聞くとその現象についてはミッション本体が怪しく思えるじゃないですか。
まあでもリビルト品だから、そこを疑うのは最終段階として、他の原因を考えました。
この頃のオートマはスロットルバルブに繋がるワイヤーの調整でシフトポイントを変えられるんですが、そこは基準通りにされてるし・・・
次に考えられるのは制御系。
この車はエンジンコンピューターでオートマも制御しているので、問題があるとしたらそこ。
コンピューターも永久に使える訳じゃないですからね。
で、とりあえず外して
蓋を開けて基盤や半田の切れなどを虫眼鏡を使いながら見ていくと、ほんの少しだけど基盤の色が茶色に変色してる部分があり、コンデンサーが液漏れしてるっぽい。
(すみません。基盤の画像は撮り忘れたのでイメージ画像です)
コンデンサーだけ取り寄せて変えてみればいいんだろうけど、見ての通りなにしろ細かい(*_*;
古い半田を吸い取ったり、細かい半田付けが可能な半田ごて等の専用工具が必要と思われ、もし半田付けに失敗したりしたらCPUが全損しかねないし、果たしてこれが主原因かもわからない・・
なのでそこは餅は餅屋ということで、CPU修理専門店に送って総合診断&修理してもらいました。
診断結果は、やはりコンデンサー不良でさらに3個から液漏れがあり交換したとのこと。
はっきりとした不良個所があったことは安心ではあります。
戻ってきたCPUを付けて試運転したら、ちゃんとキックダウンするようになりました♪
しかもアイドリングやアイドルアップもきっちり直りました!
すべての原因はそこにあったようです。
年式の古いインジェクション車に乗ってる皆さん、何か今までと違うと感じたらあなたのCPUも・・・
不安になったらサカモトに持って来て下さい(^^)/
こんな溶接なら自社でできるんですけどね(^-^;
これは32GTRにフロントLSDを組む際、どうせオイルパンを外すついでに容量アップをしたものです。